· 

三條栄子個展『こよみちゃんと365日展』終了しました。

『こよみちゃんと365日展』には欠かせない登場人物、犬の幸之助くん。

幸之助くんは2013年、流山市内で鎖に繋がれ放置され、保健所に連れて行かれるところを三條栄子さんが保護されました。

保護当時はフィラリア陽性、本気に噛み付くので、触ることも、近くに寄ることもままならない日々。

三條さんのお宅には先住犬がおり、次の飼い主さんが見つかるまで、去勢手術やフィラリアの治療、予防接種などをしながら保護されていました。

三條さんは毎日、毎日、穏やかに接し続けました。

半年後には、散歩のリードも噛ませずに繋ぎ換える事ができるようになったのです。

それから5年。

今は保護犬から三條家の一員となった幸之助くんがイラストに登場します。

***************

三條さんのフェイスブックからお言葉お借りしてきました。

あと少しで5年になるのね

幸之助との日々と、いつも何気なく描いてた日めくりカレンダー。

それを気に入ってくれて、そして、星子スコーンさんのカフェで展示。

幸之助との日々は、保護当時は本気噛みがひどくて、血だらけになりながら、びっこをひきながら、しかも、噛まれた足がえぐれちゃって、楽しいもんじゃなかったし、毎日が闘いと、悩みと、いろんな悲しみもあったの。

でも、幸之助のことを信じて
幸之助もわたしを信じてくれた

幸之助は、わたしの大切な家族である以上に
わたしにいろんなことを気づかせてくれる

それは、ひとりでいることの大切さ

寄り添うってことは、甘いもんじゃないってこと

ほどほどの距離

そして、やっぱり信じること

幸之助のことばは、わたしのことばじゃなくて、幸之助だったら、こんなふうに言うだろうなって。

ときにはわたしのことを突き放し、おまえしっかりしろよなと言う。

幸之助は、すごい。
尊敬する。
だって、あんなに人間嫌いだったのに、信じてくれるんだもの。

そんな幸之助のことを綴ったブログです。
http://yaplog.jp/sakura0107/archive/1405

長いけど、幸之助ってどんな子だろうと思ったら、読んでもらえたら、嬉しいです

そんな日めくりカレンダーの展示。

 

 

三條栄子さんの沢山のファンの方が訪れてくださった『こよみちゃんと365日展』ほのぼのした空気の中、一枚一枚じっくりと噛み締めて味わう皆様の表情が印象的でした。

『こよみちゃんと365日展』

https://www.facebook.com/events/158272231676589/?active_tab=about

 

▷日程
2018年 5月25日〜5月30日

▷時間
8:00-11:00
13:00–17:00
25日は午後のみ

▷場所
星子スコーン
松戸市河原塚408 せんぱく工舎C号室

▷入場無料

 


ワークショップ「絵封筒を作りましょう」開催

個展が開催されるたびにポストを設置してお客様にお手紙を投函されるs三條栄子さん。
頂いたお便りを大切に保管されているかたも多いと思います。
今回はそんな三條栄子さんから絵封筒のレッスンでした。
絵封筒は、実際に使える切手の枠外にイラストを描き足して一枚の絵にしていくのです。
今回は三條さんのコレクションである昭和な切手もお持ちいただき
封筒に貼った切手のデザインを利用しながら、それぞれ想像を膨らませて、描いていきます。


イラストレーター 三條栄子/sandy

1967年生まれ
流山市在住

東京家政大学短期大学部美術コース卒業

卒業後も、デッサン、水彩、版画を習いました。

30代の時にモノクロ写真に興味を持ち、様々な教室や、ワークショップに参加。

かつて御徒町にあった、カメラ屋さんのギャラリーではじめての個展を開催。それ以降、年に一度を目標に、作品展を開催。